

口だけ開いても意味がありません。肺に吸った息を
スムーズに吐くためには、喉を的確に開く必要性が
あります。ボーカリストの命とも言われる喉を、
鍛えるトレーニングを行います。

筋肉で支えられ、鍛えた声帯で生成された歌声。
ボーカリストの肉体は、ある意味で楽器そのもの。
その楽器と化した体の中で、音声が響く感覚を掴む。
体の使い方次第で微妙な変化を遂げる違いを味わおう。

音を胸で響かせるトレーニングです。
胸に手を当てると、体内での振動を感じることができます。
その響きをナチュラルに生成できるように挑戦して
みましょう。焦ってもダメ、じっくりマスターしよう。

今度は”実験”のように紙片を使用しての練習です。
音の響き方が手に取るようにわかることでしょう。
前歯の後ろに声を集めて、それを吐きだす!
響きのフィルターを超えてくる声の違いを感じてみよう。

発声した音が、顔の中心で響くのが体感できますか?
音ばかりに気持ちが集中すると、姿勢が悪くなったり
無理な力を入れてしまうこともあります。
脱力を忘れずに、喉を開いて、奇麗に響かせよう。

オーディエンスに歌を届けるには、明瞭に歌うことが必要。
難しいのはその時です。日本語でも洋楽でも、発声の基準
になるのが「母音」というもの。この発音がしっかりでき
ないと何を歌っているのかが伝わらない。さぁ練習しよう!

母音のトレーニングの基本がわかったら、言葉を発声していき
ましょう。何処かで聞いたことのありそうなフレーズですが
これを最初から上手にできる方はなかなかいません。焦らず
きれいに発声することを心がけてくださいよ!

今度は少しテンポを上げてトレーニングします。
スピードが上がっても、丁寧に発声するのは同じことです。
雑にならないこと!口をしっかり開けて、歯切れよく、
そしてブレスのタイミングにも気をつけることが大事です。

最後の仕上げは、フレーズを長めにしたトレーニングです。
同じ母音の発声ですが、体力も必要ですよ。ペース配分も
意識しながら安定した発声を心がけてください。息切れ
するようだとスタミナ不足かも?